シベリアンハスキーブログ『犬を飼ってはいけなかった飼い主にじゃじゃ丸が教えてくれた事』

この記事は犬を飼ったことが無い人、犬を飼おうか迷っている人に向けて書いた記事です。

でも見つかったのは、過去の僕とじゃじゃ丸へのありがとうでした。

笑っちゃいますが、涙で文章もぐちゃぐちゃかも知れません。

最後までお付き合い頂けたら幸いです

シベリアンハスキーじゃじゃ丸との出会い

生後2か月…

プードルとかチワワと並んで、ペット屋のちっちゃなガラスケースの中にじゃじゃ丸はいた。

初めてみるハスキーの赤ちゃんに興奮した。

大型犬だからか価格も下がってて、最初に飼ったフレブルに比べれば全然安かった。

 

後先も考えず…衝動買いをした

シベリアンハスキー赤ちゃん
我が家に来たばかりのじゃじゃ丸

 

衝動買いするようなもんじゃないし、かわいいだけで飼っちゃダメなのも知ってる。

でもかわいい…いや、カッコいい。

決めた!買う!

うちにはフレブルもいるし1匹も2匹も大差ねぇ!毎日の散歩なんてダイエットに丁度いいわ!

そんな気持ちで犬を飼った。

 

世話が大変とか命の重みとか、そんな覚悟は僕にはなかった。

というより、真剣に考えなかった。

じゃじゃ丸との生活がスタート

シベリアンハスキーじゃじゃ丸赤ちゃん

こうして、じゃじゃ丸との生活が始まった…

かわいいと思った。それも、そのうち慣れてしまった…

かわいいよりも、ため息が出るようになった

 

 

仕事から戻るとケージは糞尿だらけで、玄関にまでニオイが伝ってくる。

ワンワン吠えられながら、真っ先に糞尿の片付けをしないといけないストレスが口に出る「うるさい!こっちは疲れてるのに!めんどくせえ!」

そんな飼い主だった。

 

次第に暴れ回る犬にイライラしたり、

おしっこやうんちにもうんざりして、相方に「しとるよ…」と伝えるだけになっていった。

 

当時のじゃじゃ丸のことを思い出せない

 

訓練所に預ける事を決意した

シベリアンハスキーじゃじゃ丸 フレンチブルドッグ

じゃじゃ丸は、あっという間に大きくなり長男のおでん(フレブル)との力関係も逆転しつつあった。

筋力が付いてくると、生活空間の中で予想以上のトラブルが発生した。

ケージを飛び越えたり…力まかせにこじ開けたり…立ち上がってキッチンのご飯を食べてしまったり…壁紙を破ったり…コンセントを破壊したり…

散歩もリードをグイグイ引っ張って制御が出来ない状態だった。

 

悩んだ結果、相方が訓練所に入れる事を提案してきた。

人にケガをさせる可能性も考えないといけないし…。

それにじゃじゃ丸はまだ大きくなる。大人になったらしつけるのが難しい。

 

僕は背中を押した…

いいんじゃない?

じゃじゃ丸だって、自然に囲まれて広々とした場所で過ごす方が良いに決まってる!

犬はそういう場所が本来は理想なんだから!

本当は心の中で「良かった…これで静かになる。散歩も行かなくていい!楽になったわ」そう思ってた。

 

生後半年…訓練所に入ったじゃじゃ丸

シベリアンハスキー 訓練所

 

生後たった半年で、じゃじゃ丸は訓練所に入った。まだ子供だ。

人間だったら、どう思うんだろう?

僕は多分、またしても自分の事しか考えてなかったから当日のこと全然思い出せない。

 

でも…じゃじゃ丸は置いて行かれるなんて、思ってなかったんじゃないかな?

緑に囲まれた山奥に、遊びに来たぐらいにしか思ってなかったよね?

その日から…じゃじゃ丸のせんだ警察犬・家庭犬訓練所での生活が始まった

 

 

 

たまに、会いにいった。

じゃじゃ丸はトレーニングをしていた。

飼い主を見つけるとじゃじゃ丸は吠えた。

うれしいって言ってるようにも、寂しいって言ってるようにも思えた。

ハスキー 飼い主

 

しばらく思いっきり遊んであげて…帰る時は、また吠えた。

帰っていく飼い主を、じっと見ている時もあった。

 

 

 

僕はその頃から犬は飼い主の顔を覚えている。人と同じように感情があったりする。そんなことを思い始めた。

それでも、家に連れて帰ろうとは思わなかった。

訓練所の先生方はプロだったし、「ちゃんとご飯も食べて訓練も楽しんでやってる。」そんな知らせも入ってきてた。

 

「これで良かったんだ!」って偽善ぶって…

「必要な訓練だから仕方ないんだ!」って自分を肯定していた。

 

でもね…じゃじゃ丸。

ほんとはね。ずっと帰ってこなくてもいいって気持ちもあったんだ。

一年後…訓練所を卒業

訓練所の面会の時間は限られている。

だんだん、会いにいく回数も減っていった。

 

しばらく見ない間に、じゃじゃ丸はずいぶん大きくなった。

でもきっと…

訓練所に入ったあの日から…毎日少しずつ、毎日毎日少しずつ大きくなってきたんだよね?

シベリアンハスキー 成犬

 

 

そして、訓練開始から約1年…

じゃじゃ丸は卒業の日を迎えた。

 

帰って来たじゃじゃ丸は、物を壊したりイタズラをすることがなくなった。(訓練所の先生には感謝しています。)

たまに、おしっこ失敗したりはするけど、ケージでうんちをする事もなくなった。

少しばかり、落ち着いたじゃじゃ丸との生活がまた始まった。

以前の暮らしと少し変わった。

飼い主も少し変わった。

会社を辞めた…

 

じゃじゃ丸と一緒にいる時間

会社を辞めてから一日中、家にいる事が増えた。

じゃじゃ丸のケージは僕の机の隣。だからなんとなくじゃじゃ丸を見る事が増えた。

 

ケージで寝ているハスキー

 

じゃじゃ丸からしたら、たまにしか見なかった飼い主が…ある日突然、目の前に現れるようになったんだろね?

 

 

ふと、じゃじゃ丸に目をやるとじっーと僕を見てたりぴくっと反応したりそんな事が面白くて。

ケージから出してあげると、喜んで飛び掛かってきて。そんな時間が増えていった。

 

気分転換にじゃじゃ丸と散歩をするようになった。

商店街を一緒に歩いたり、細い路地裏を抜けてみたり

パンを買って公園のベンチに座って食べたり。

時間だけはあったから…

働いてた時には出来なかった事、一人きりじゃ出来なかった事をじゃじゃ丸と一緒にやった。

シベリアンハスキーじゃじゃ丸 散歩

 

いつの間にか、じゃじゃ丸は僕の後ろをついて回るようになった。

そんなじゃじゃ丸を、僕はかわいいと思うようになった。

ペット屋のガラスケースで見た時とは違う感情だった。

 

僕は、犬に話しかけている人を見ると犬が言葉を理解してるわけないやん!と口にしてきた。

飼い犬が死んだと悲しむ人を見て、泣くなんて大げさな!犬だろ?と首をかしげた。

犬にあるのは本能だけで嬉しいとか悲しいとか、そんなの人が勝手に想像してるだけだろ!と思ってた。

 

そんな僕が、じゃじゃ丸に「ごめんね」と話しかけている。

泣きながら話しかけている

いつか、じゃじゃ丸がいなくなることを怖いと思っている。

ハスキー犬 じゃじゃ丸

じゃじゃ丸に伝えたい。ありがとう

一日中…ひとりで家にいると、孤独になる事も不安を感じる事もあった。

 

そんな時でもじゃじゃ丸は、いつもキラキラした目でこっちを見てた。

こんな自分のことばかりの飼い主を見て、キラキラキラキラさせて…

 

動物は真っ直ぐです。飼い主をいつも信じてる。損得もしない。裏切る事もしない。

そんなじゃじゃ丸の生き方を見てると、涙が出てくるんです

なんてちっぽけで情けない人間なんだって…

 

こんな飼い主でごめんって…ありがとうって…

じゃじゃ丸の記事を書く僕に起こった…忘れたくない出来事に続く

じゃじゃ丸が教えてくれた事

僕は、犬を飼ってはいけなかった飼い主。

 

じゃじゃ丸はそんな僕に

たくさん幸せにしてくれた飼い主になるチャンスをくれた。

大切に守ってくれた飼い主になるチャンスをくれた。

僕を飼ってくれてありがとう…と、言ってもらえる飼い主になるチャンスをくれた。

 

「世話の大変さ、命の重みを考えて犬を飼いなさい」だとか、そんなこと僕は言えない。

世話の大変さより世話をする幸せ、命の重さ以上の命の素晴らしさ、そして真っ直ぐに生きる事を

じゃじゃ丸が僕に教えてくれてる

 

 

シベリアンハスキーじゃじゃ丸 線路

シベリアンハスキー赤ちゃん
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