犬は人間と出会うために生まれてきたのかも知れない…と思った。

 

「犬が死んだ…」

そう言って、涙をこぼした大の男

それを冷ややかな目で、見ていたのが僕。

 

わかろうともしなかった

こんな心をじゃじゃ丸の目が映し出してくれるまで‥

『犬を飼ってはいけなかった飼い主にじゃじゃ丸が教えてくれた事』

 

 

もう一度、死んだワンちゃんの話を本人に聞いた

 

あの日から、勝手に老衰と思ってた。

でも違った…交通事故だった。

おばあちゃんの散歩中に、犬がリードを引っ張って道路に飛び出た。

それが亡くなった原因…

なんの覚悟もしてなかった突然の愛犬の死

 

どこまで、この目は節穴なんだ

いつも、わかっているつもりでしかない


先日…

相方が右手に10針縫う大ケガをした。

じゃじゃ丸と別のハスキーの争いに身体を張って制止した結果だ。

止めようとして、とっさに手を出してしまったんだと思う‥

 

僕が疲れて眠っていた最中の出来事‥

でも、その場にいたからって何が出来たかわからない。

相方と逆の立場だとしたら、そんなにまでして制止出来たと思えない。

 

犬同士が本気でやり合う時の凄まじさは知ってる。大型になるほど大人の力でも引き離せなくなる。

じゃじゃ丸が噛みついたハスキーは顔にひどい傷を負った。

 

でも、じゃじゃ丸が悪いわけじゃない

相手のハスキーが悪いわけじゃない

相方も飼い主の方も悪くない

誰が悪いわけじゃない

 

僕はそう思う

 

ただ、もっと犬達の事を知らないといけない

わかっているつもりではいけない

そう思う

 

犬の事をもっと知ることが必要

じゃじゃ丸のことを、もっと知りたい

犬たちの事をもっと理解してあげたい

そんな思いで、気になった本を読んでいる

イヌの本

 

本を見て‥じゃじゃ丸を見て‥また本を見る

 

イヌは人間より目のピントが遠い。人間は10㎝前後、イヌは30㎝~1メートルでピントが合う

人間は3原色フルカラーの色覚だけど、犬は赤を除いた緑と青の2原色しかない。犬が色覚の代わりに手にしたのは、暗闇でも視力を維持する暗視能力。おかげで人間が何も見えない暗闇から、さらに4倍の暗闇までモノが見える

知らないことばかり…

 

顔を近づけると、座ったまま後退するじゃじゃ丸に寂しさを感じていた。

ごめんね。じゃじゃ丸…違ってたんだね。僕の顔をよく見るためだったんだね

 

とても興味深い内容があって気に入った。

イヌの祖先はオオカミだが、人間がオオカミからイヌを作り上げたのではなく、人と出会った時すでに犬は犬だった。

胸が熱くなった。

 

イヌはオオカミと違って人が発するシグナルを読み取る能力が高く、それは生まれ持った才能であること。

チンパンジーやオラウータンなど人間に近い類人猿さえ持っていない、犬だけの力という事。

 

 

犬は人間と出会うために生まれてきたのかも知れない

3万年前‥

狩猟時代からイヌと人間は共に暮らしてきた。

イヌと信頼を結び、協力する事で人間の生活は変わった。

 

狩りでは人間より速い足と、人間の1億倍の鼻で獲物を追いかけ

眠りにつく真夜中には人間より聞こえる耳と、人間より見える目で肉食獣から人間を守ってきた。

 

3万年たった今でも、人間のそばにいてくれている

 

 

犬は、はじめから…

人の弱さを支えるように

人よりも優れた脚力・嗅覚・聴覚・暗視能力

そして、人のシグナルを読み取る力を持って人間の前に現れたかも知れない

シェパード 夕日
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