ペットと人と人をつなぐ活動

じゃじゃ丸と夜の散歩をしてた時の事

 

向こうからワンコが走って来た

暗闇に溶け込むような黒い柴犬。

 

ギリギリになってハッとした!

飼い主がいない!

リードをしてない!

気付いた時には一気にじゃじゃ丸に詰め寄り、取っ組み合いのケンカになった。

 

 

ようやく引き離した後、柴犬は去っていった。

それを見て再び歩きだそうとしたが、ふと振り返ってしまった。

 

多分、以前の僕なら何事もなかったようにその場を立ち去る

そんな自分の心境の変化を感じた瞬間だった。

 

 

どうしよう?

首輪をしていたから、どこかの家の飼い犬だ。

 

黒柴は二頭ほど見たことがある。

飼い主さんは、どちらも女性の方だ。

1人は45歳前後の方で、もう一人は年配の方

顔はわかるけど名前も知らない、連絡先ももちろん知らない。

 

 

ツイートしようか‥

僕のフォロワー数じゃあまり拡散にならないか‥いや、その前に写メすら無い。

とか考えつつ、その場をウロウロしてしまった

 

 

探してみよう‥

捕まえる術も算段もないまま

とにかくもう一度、様子を見に行こうと

柴犬が去って行った路地に向かって歩いた。

 

 

意外にも柴犬は20m先の民家の前にいた。

近づきたいけど、じゃじゃ丸がいる。

柴犬とじゃじゃ丸、お互いの緊張感が伝わってくる‥

これ以上、近づけない

 

リードを結ぶ適当な場所も見当たらなかった。

 

「おいで‥おいで‥」

立ち止まって、しばらく呼びかけていた。

 

 

そこに男女が通りかかった。

事情を説明したら、柴犬のそばに向かってくれた。

 

僕の話はここまで。

その後の事はわからない。

正直、無責任かも知れない

後々、他に出来ることがあったんじゃないか?とも考えた。

 

でもそれ以上に

もし、僕があの子の名前を知っていたら?

そして、あの子の飼い主を知っていたら?

世の中の皆があの子を知っていたら?

迷い犬はいなくなるんじゃない?

そんなことを考えてた。

 

 

じゃじゃ丸と散歩をするうちに世間話をする人が増えた。

じゃじゃ丸がいなければ

一生、関わることもなかった人ばかり‥

 

僕は知ってる

ペットがつなぐ

人と人との関わりが

人生を豊かにしていくことを

 

そんな関わりがあれば

じゃじゃ丸が迷子になっても

きっと、誰かが

じゃじゃ丸の名前を呼んでくれる

僕に居場所を教えてくれる

 

そうやって

人と人との関わりがペットをつないでくれる

 

それが僕の考える

ペットと人と人をつなぐ活動

保護のない世界に繋がる活動

 

 

だから、今日も散歩に行く

「じゃじゃ丸」

背中に大きな名札をつけて

シベリアンハスキーじゃじゃ丸
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