愛の反対が無関心なら…愛って実は身近かも知れない

散歩中、よく会う人がいる。

Tシャツに半ズボン、年は50歳くらいの男性。日に焼けて、いつも酒に酔ってるように見えた。滑舌が悪くて何を言ってるのか聞き取り辛いことがあるけど、よく笑ってじゃじゃ丸を撫でてくれた。

僕は少し、その人を怖いと思っていた。

 

「おーい」

呼びかけられた気がして、辺りを見渡すと

アパート1階の窓からその人が顔を出していた

「あっ、おはようございます」あいさつをしながら、じゃじゃ丸を手繰り寄せると

窓の奥から女の人が覗いてきた。

 

バッチリと化粧をしたスナックのママさん風の女性。

会うのは初めてだったけど「ハスキーに昔、吠えられたからちょっと怖い」って、笑いながら話してくれた。

 

ここに二人で住んでたんだ。

どうりでよく会うわけだ。

どんな生活してるんだろ?

そんな事を考えた。

 

そして、記事を書きながら

あの男の人、良い人だな‥と思った。

 

散歩中に色んな人とすれ違う‥

じゃじゃ丸を見て、笑顔になる人

ギョッとして一歩引く人

そして、無関心な人。

 

 

今日は駅までひとり歩いた

駅前はいつもの散歩コース。駅の二階に本屋さんがある事に気が付いた。

 

久々に乗る電車の中で中吊り広告を眺めてた

転職と脱毛の広告。

その下でうつむき加減で携帯に目をやる人たち。なんだか広告の場所がミスマッチに思えた。

 

電車を降り待ち合わせ場所に向かう

レンタカーの黄色い看板が目印‥

意外に見つけるのは時間がかかった。

 

あ~見つからないや…

と、あきらめかけた時

高いビルの真上からニコニコレンタカーと書かれた黄色い看板が見下ろしてた。

 

ちょっとムッとした。

今どき、上を見て歩く人は少ない気がして不親切に思えた。

 

帰り道‥

ホームに並ぶ人達が新鮮で面白かった

笑ってる人、下を向いてる人、険しい表情をしてる人。

色んな顔がよく見えた。

誰とも目が合うことはなかった。

 

なんとなく僕は下を向いてたんだなと思わされた。

散歩中にすれ違う、あの無関心な人だったんだなと。

 

立ち寄ったミスドで、相方が「じゃじゃ丸の顔が優しくなった」と言ってた事を思い出した。

自分の顔も優しくなったんじゃないかと、少し期待して目の前の鏡を見てみた。

遠くて顔がよく見えなかった。

 

駅からひとりまた歩いた。

相方の怪我が早く治るように体に良い物を調べてみる。豆腐と牛乳を買って帰った。

じゃじゃ丸、寂しがってないかな?
久々の留守番で不安かも知れないな。電器は付けておいたから部屋は明るいはずだよな。

 

自分以外の誰かのことを想像する

そんな、なんでもないこと。

 

愛の反対が無関心なら…愛って実は身近かも知れない

 

 

他者に少し関心を持つ

たったそれだけ。

 

それだけで愛することも、愛されることも遠くないかも知れない

 

夕日とハートを持つ手
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